社会福祉法人

医 療 法 人

理事長

石田 正信

ご家族の皆様へ
  今日は"テーマレス"ということで自分が今思っていることを書き連ねてみたいと思い、筆をとりました。
 自然の恵みは素晴らしい。春の季になれば、風暖かく、水は温み、木々の蕾は膨らんで来る。そして春は確実に毎年やってくる。何となく胸がわくわくして来るような気がする。朝新聞を見る。夜テレビを見る。何か日本の社会は異様だ。楽しいニュースは見当たらず、暗い出来事ばかりが耳に飛び込んでくる。信用できるものは神様、仏様だけかと言いたくなる。何か異様な大きな力で社会が振り回されているような気がしてならない。せめて私達は自分自身を信じ、その本分を忠実に実行して行きたいと思う。
 介護保険が導入されて二年が過ぎ、"介護認定"で利用者の心身状況に応じた分類が行われるようになりました。我々第一線で介護するものにとっては、介護度の差は聊かもそれによって異なるのもではなく、百パーセントのサービスを提供しなければならないことは当然であります。そして、そのサービス内容は本当に数多くトータル的であり、精神的・肉体的・常識的なものを含むことは勿論であります。介護に従事することは大変な仕事です。自分自身の手もと、足もとをじっと見つめることも大切なことですが、利用者の手もと、足もとの変化を的確に捉えることは、尚一層大事なことであります。このような些細なことの積み重ねが、おのずと評価につながって来るのです。「"宇水会"に頼めば間違いない。"宇水会"のサービスを利用するのが楽しみだ。」と言っていただけるようになり、信頼度が大きくなるのです。
 最後になりましたが、色々と私の胸の中にあることを書いてきましたが、要するに"我々に対する期待"と"我々の介護に対する自覚"を心しなければならないということが、今日、感じるところであります。